2022.10.21創立60周年行事
令和2年の新年賀詞交歓会で両組合が統合し、新しい神奈川県家具協同組合が始動しています。また昭和37年9月に創立した神奈川県家具協同組合は、今年60周年を迎えました。かなもく塾の交流会は第100回を迎えました。組合創立60周年行事、記念講演会および祝賀パーティ-を行い、優良役職員の表彰し、神奈川県武井副知事をはじめとするご来賓をお招きし開催しました。
1、日 時 令和4年10月21日(金)午後4時より講演会(講師永濱利廣氏)
午後6時より祝賀パーティ
1、場 所 ホテル・ニューグランド タワー館3階 「ペリー来航の間」
記念講演会 講師 永濱利廣氏
演題(予定) 「日本経済の動向と家具業界への提言」
講師プロフィール:第一生命経済研究所・主席エコノミスト
1970年 栃木県足利市生まれ、佐野高校。
1995年 早稲田大学 理工学部工業経営学科卒
1995年 第一生命保険入社
1998年 日経センター出向
2005年 東京大学大学院 経済学研究科修士課程修了
2015年より現職
主な役職:・景気循環学会常務理事
・衆議院調査局内閣調査室客員調査員
・総務省「消費統計研究会」委員
受賞歴 :・景気循環学会中原奨励賞
TVで、コメンテイターとして活躍中。
式典の式次第
神谷光信理事長の挨拶
本日は、昭和37年(1962年)9月14日に神奈川県家具協同組合が創立してから、60周年を記念し、新しい一歩を踏み出す日でございます。
当組合の端緒は、昭和21年にアメリカの駐留軍向けの家具・修理の窓口として検査協力会です。昭和37年9月、咲寿武道氏を発起人代表とし、神奈川県家具協同組合を設立しました。さらに、昭和45年近代化促進法による構造改善事業を行うため、神奈川県家具工業組合を設立しました。昭和47年ころ伊勢原工業団地に、多くの組合員が高度化資金を活用して工場進出しました。昭和49年に海老名市に「商品技術開発センター」を建設しました。
咲寿理事長が健康上の理由から勇退し、平成12年7月に私、神谷光信が二代目理事長に就任し、現在に至ります。
昭和57年から技能検定事業を開始し40年になります、現在までに1級技能士を167人輩出し技術の向上に寄与しています。また平成4年から技能五輪全国大会に参加し、技能五輪のメダル21個を獲得しています。
初代理事長の咲寿武道氏が東奔西走して、家具業界でリーダーシップを発揮し、神奈川県の家具業界を大きく育てました。全国の家具の組合の理事長も長く勤めました。今日、我々が神奈川県で家具を営む上で、咲寿武道氏のご功績を忘れることはできません。
2年前に、神奈川県家具工業組合を統合し、新しい組合員が増えています。また、若手経営者の「かなもく塾」が活発に活動し、若手の理事が活躍しています。 ベテランと若手が融合して力強く活動して参ります。
協同組合の精神は、「一人の100歩より、100人の1歩」という言葉に表現されると私は考えています。リーダーだけが前へ進むのではなく、組合員間の情報交換を充実し、協同の精神を発揮し、経営力を組合員全体で高めて参りたいと存じます。
最後になりますが、当組合にご支援頂いておられます全てのみなさまに、心から感謝申しあげます。